埼玉県さいたま市見沼区
JR大宮駅から9分 七里駅そば
大宮七里眼科では加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)への治療である抗VEGF抗体(薬品名: ラニビズマブ、アフリベルセプト)という薬剤の硝子体注射による治療を行っています。薬品名・ラニビズマブ、アフリベルセプトの硝子体注射は公的健康保険の適応となります。
加齢黄斑変性は網膜の下の脈絡膜から新生血管ができる疾患です。最近まで不治の病でした。大宮七里眼科ではラニビズマブやアフリベルセプトの硝子体腔内注射による加齢黄斑変性の治療を行っています。
「新聞の文字が見にくくなってきた」「障子の桟(さん)が曲がって見える」などの症状がある方、加齢黄斑変性の疾患の疑いがあると思われる方は、大宮七里眼科にご相談ください。
加齢黄斑変性は、紫外線や加齢が原因で起こる眼の病気ですが、早い方では40代で発症することもあります。
黄斑(おうはん)とは網膜の中央にある、ものを見るために一番重要な部分です。この部分に異常が発生すると、視力が低下したり、ものの見え方に支障をきたすようになります。欧米では失明の主要な原因として以前から知られていましたが、日本では、失明という深刻な事態を招きかねない病気であるにもかかわらず、一般にはまだ良く知られていません。
50歳以上の方は、約70万人が加齢黄斑変性であると推測されています。
加齢黄斑変性になると、見たいところが見えない、読みたい文字が読めないなど、日常生活に支障をきたします。網膜(もうまく)とは目をカメラに例えるとフィルムにあたる所です。加齢黄斑変性はその網膜の真ん中である黄斑(おうはん)におこります。したがって視野の真ん中が見にくくなります。
などがあげられます。片方の目から発症することもあり、症状に気づきにくく、かなり病気が進行してから眼科を場合も多数見られます。
加齢黄斑変性は、年を取るとともに黄斑の働きに異常が起こり、視力が低下する病気です。
日本人に多いタイプでは、脈絡膜(みゃくらくまく)から発生する異常な血管(脈絡膜新生血管)が原因で発症します。日本では視覚障害者手帳の交付原因疾患の第4位で、高齢者の失明原因として知られています。
(右表)
出典元:網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究. 平成17年度総括・分担研究・報告書42.わが国における視覚障害の現状より
加齢黄斑変性は、わが国でも急速に増加している眼の病気です。
加齢黄斑変性の発症のリスクを高めることとして、喫煙、日光(紫外線)を浴びることなどが報告されています。
特に有名なのは喫煙で、喫煙による酸化ストレスが眼に蓄積すると、加齢黄斑変性の原因になる病的変化を引き起こすといわれています。加齢黄斑変性の予防や、発症してしまった方が進行を遅らせるためには、禁煙が非常に重要です。
加齢黄斑変性は、脈絡膜から発生する脈絡膜新生血管の有無で「滲出型(しんしゅつがた)」と「萎縮型(いしゅくがた)」に分類されます。滲出型加齢黄斑変性と萎縮型加齢黄斑変性には、下記のような違いがあります。